Latest News JACET関西支部からの最新のお知らせです。2012年以前の過去ページはこちらから。

lecture 2020年度 第3回支部講演会が開催されました。

JACET関西支部2020年度第3回支部講演会が、2021年3月20日(土)にオンラインで開催されました。講演会には31名の参加があり、関西支部アカデッミックリテラシー研究会より上條 武 先生、長尾 明子 先生の御二方に発表して頂きました。最新の研究動向や先生ご自身の研究とご指導の報告を基にした示唆に富む発表でした。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

  • 1. 日時:2021年3月20日(土)15:30~17:00
  • 2. 会場:オンライン(Zoom)
  • 3. テーマ:EAP研究から考えるアカデミックライティング
  • 4. 演題と講師:
  • (1)「大学教育課程のL2学生によるアカデミックライティング作成」
  • 上條 武 先生(立命館大学)
  • (2)「ジャンルベースドアプローチ準拠ライティング教授法によるアカデミックエッセー指導」
  • 長尾 明子 先生(龍谷大学)
  • The thrid Lecture Meeting of the 2020 academic year was held on March 20th online with 31 participants.

    • 1. Date: Saturday, March 20, 2021, 15:30–17:00
    • 2. Venue: Online (Zoom)
    • 3. Theme: Academic Writing in EAP Research
    • 4. Titles & Lecturers:
    • “Academic Writing for L2 Learners in Higher Education”
    • Prof. Takeshi Kamijo (Ritsumeikan University)
    • “Academic Essay Teaching through the Genre-Based Approach” 
    • Ms. Akiko Nagao (Ryukoku University)

lecture 2020年度第3回支部講演会のお知らせ

2020年度第3回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

  • 1. 日時:2021年3月20日(土)15:30~17:00
  • 2. 会場:オンライン(Zoom)https://zoom.us/j/96857376325
  • JACET非会員の参加者には以下のフォームでの事前登録をお願い申し上げます。JACET非会員事前登録フォーム
  • 3. テーマ:EAP研究から考えるアカデミックライティング
  • 4. 演題と講師:
  • (1)「大学教育課程のL2学生によるアカデミックライティング作成」
  • 上條 武 先生(立命館大学)
  • (2)「ジャンルベースドアプローチ準拠ライティング教授法によるアカデミックエッセー指導」
  • 長尾 明子 先生(龍谷大学)
  • 5. 概要
  • 「大学教育課程のL2学生によるアカデミックライティング作成」
  • 上條 武 (立命館大学)
  • 大学で行うアカデミックライティングでは, L2学生は単純に自分の個人的な考えではなく教養および専門分野での知識貢献を考えなくてはいけない。選別した文献の批判評価と整理によりエッセーの議論を構築させていく。しかし日本ではこのようなL2学生のアカデミックライティング作成の研究は少ない。本発表では, まずBereiter & Scardamalia (1987), Flower (1980), Wingate (2012, 2014)による議論文形式のアカデミックライティングモデルの説明を行う。次に国際的な学術英語研究のコミュニティーで, いかにL2学生に対するアカデミックライティングの調査研究が行われているかというトレンドを紹介する。

  • 「ジャンルベースドアプローチ準拠ライティング教授法によるアカデミックエッセー指導」
  • 長尾 明子 (龍谷大学)
  • 第2部では,日本人大学生の英語アカデミックライティング能力を伸ばす指導法の構築とその汎用化に関連した実証研究結果を提示する。研究参加者は,一定期間,選択体系機能言語学 (Systemic functional linguistics; SFL)を基盤としたジャンルベースドアプローチ準拠ライティング教授法によるライティングのオンライン授業を受けた。学習者が書いた,事前エッセー (指導無し)・中間エッセー (書き直し; 正確さの測定)・事後エッセー (言語習得の測定)を比較分析し,英語学習者の言語自体の習熟度やideational meaning (観念構成的意味)),interpersonal meaning (対人的意味),textual meaning (テキスト形成的意味)の理解がどのように変化したかを検証した。
  • 6. 参加費:JACET会員・非会員共に無料。非会員のみ事前申し込みが必要。
  • 7. 使用言語:日本語。質疑応答では英語も可。

    フライヤー (Flyer)

  • The JACET Kansai Third Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
  • 1. Date: Saturday, March 20, 2021, 15:30–17:00
  • 2. Venue: Online (Zoom) https://zoom.us/j/96857376325
  • Non-JACET participants should be registered on the following form: non-JACET member registration
  • 3. Theme: Academic Writing in EAP Research
  • 4. Titles & Lecturers:
  • “Academic Writing for L2 Learners in Higher Education”
  • Prof. Takeshi Kamijo (Ritsumeikan University)
  • “Academic Essay Teaching through the Genre-Based Approach” 
  • Ms. Akiko Nagao (Ryukoku University)
  • 5.Abstract
  • “Academic Writing for L2 Learners in Higher Education”
  • Takeshi Kamijo (Ritsumeikan University)
  • Academic writing in undergraduate and postgraduate programmes requires L2 learners to read relevant scholarly source texts and develop an argument in assignment essays, contributing to the knowledge in an academic debate. This feature of L2 learners’ academic writing in higher education is fundamentally different from opinion essays L2 students learn in EFL contexts. However, few research studies have investigated L2 learner’s academic writing in undergraduate and postgraduate contexts in Japanese universities. The presenter provides the models of academic writing, particularly argumentative essay writing, which are suggested by Bereiter & Scardamalia (1987), Flower (1980), Wingate (2012, 2014). In addition, the presenter explains the trend of the recent research into L2 learners’ academic writing in research communities.

  • “Academic Essay Teaching through the Genre-Based Approach”
  • Akiko Nagao (Ryukoku University)
  • In this section, the results of an empirical study related to a novel teaching method aimed at developing the English academic writing skills of Japanese university students will be presented. This study applied an online teaching intervention to university students in Japan over a semester using a Systemic Functional Linguistics (SFL) and genre-based approach to L2 writing instructions. In doing so, it aimed to develop English as a Foreign Language (EFL) learners’ discussion genre (argumentative essay) writing. A comparative analysis of the learners' pre-written essays (without instructions), post-essays (including revising tasks based on feedback; accuracy measurement), and delayed post-test essays were conducted. Written texts were collected from 12 students at three separate time intervals and evaluated using the SFL rubric framework. In addition, this study examined the changes in EFL learners' understanding of ideational, interpersonal, and textual meaning.
  • 6. Fee: JACET members and non-members, free. Need to pre-register for only non-members.
  • 7. Main language: Japanese for presentation. English & Japanese in the Q&A session.

    We look forward to seeing you all at the meeting!

    lecture 2020年度JACET関西支部大会が開催されました

    2020年度JACET関西支部秋季大会が,「変化の時代を生きる英語教育2:テクノロジーとWell-Being」をテーマに2020年11月14日(土)~11月21日(土)インターネットによるオンデマンド方式(動画配信)にて開催されました。関西支部大会では,研究発表と実践報告において9件の貴重なご発表をいただきました。基調講演ではMarc Helgesen先生(宮城学院女子大学)に"Wellness/Positive Psychology in ELT Online – by a Non-Techie "と題したお話をいただきました。特別講演(1)では三宅美博先生(東京工業大学)に「コミュニケーション場の可視化と納得型の学習支援」と題して、また特別講演(2)では小張敬之先生(青山学院大学)に「コロナ禍中のSociety 5.0/DX時代における英語・世界観教育-Dominus illuminatio mea-」と題して、そして特別講演(3)ではMatthew Barbee先生(同志社大学)に“Microsoft Teams for the Classroom: Beyond Emergency Remote Teaching (ERT)”と題して2020年を生きる英語教育者に大変参考になるお話をいただきました。企画シンポジウムでは、パネリストに小張敬之先生(青山学院大学)と岩居弘樹先生(大阪大学)をお迎えし「新型コロナ禍におけるWell-Beingの向上を目指したオンライン教育」というテーマで貴重なお話を賜りました。今年は初めてオンデマンド方式での大会実施となりましたが、動画配信期間全体の視聴回数が3,244回を記録する盛況であったことをご報告いたします。

    The JACET Kansai Chapter Conference entitled “Technology and Education in a Time of Rapid Change 2: Technology and Well-Being” was held on November 14th-21st by means of on-demand online video distribution via YouTube. A keynote lecture was given on “Wellness/Positive Psychology in ELT Online – by a Non-Techie” by Prof. Marc Helgesen (Miyagi Gakuin Women's University). Three special talks were presented on "Visualization of Communication Field and Co-Creative Learning Support System” by Prof. Yoshihiro Miyake (Tokyo Institute of Technology), on “English and Worldview Education in the Society 5.0/DX Era during COVID-19” by Prof. Hiroyuki Obari(Aoyama Gakuin University), and on “Microsoft Teams for the Classroom: Beyond Emergency Remote Teaching (ERT)” by Prof. Matthew Barbee (Doshisha University). Finally, an invited symposium was held on “Online Education for Bettering Well-Being in the Midst of the Novel Coronavirus Pandemic" by Prof. Hiroyuki Obari (Aoyama Gakuin University), and Prof. Hiroki Iwai(Osaka University). During the period of the Conference, the above lectures, as well as research, practical reports, and publishers' presentations, received the total of 3,244 cases of access to the files. We are glad to report that they were all well-received, thanks to the members' participation.

    • 企画シンポジウム:新型コロナ禍におけるWell-Beingの向上を目指したオンライン教育
    • ファシリテーター:植松茂男(同志社大学)
    • パネリスト:小張敬之(青山学院大学)・岩居弘樹(大阪大学)
    • まずはじめに、ファシリテーターであるJACET関西支部長の植松茂男先生(同志社大学)より、本シンポジウム企画の意義についてお話があった。コロナ禍において余儀なく開始されたオンライン授業を教授法の進歩として捉え、私たちが冷静に対応しさえすれば確実に今後の大学外国語教育は前進するであろうという思いを込めて、ICT教育において著名な2名の先生方にご登壇いただくことになった。岩居弘樹先生(大阪大学)はドイツ語がご専門で、「やりたいことを実現するために『やり方を変える』~オンラインをベースにしたこれからの外国語教育~」と題し、今すぐ活用できる様々なオンラインツールをご紹介くださった。対面でなくてもできることは、デジタルツールに任せればよいということである。岩居先生が前期にリアルタイムオンライン授業で使用されたツールを、実際の授業風景を交えながらご教示くださった。ツールの紹介は、ホームページ(http://bit.ly/2020JACETK)にまとめておられるので、ぜひご参考にしていただきたい。「もう元の世界には戻れないですからオンライン中心の授業準備をしましょ!」ということを最も強調され、以下4つのおすすめサービスをご紹介くださった(参照:BookWidgets, Flipgrid, Go Formative, edpuzzle)。最後に、3月から岩居先生が運用されている「Zoom+a」というホームページをご案内いただいた。Zoomとオンラインツールを併用して使うというコンセプトで作られたとのこと。その中に「Zoom+α相談会」の日程が掲載されているので、困ったことがあれば1人で悩まずぜひ相談してしてほしいと結ばれた。小張敬之先生(青山学院大学)は、「コロナ禍に象徴される混迷した現代における『学び』とは何か-Dominus illuminatio mea-」と題し、コロナ禍の時代においてこれからの外国語教育はどうあるべきかについてお話しくださった。AIをはじめ様々なテクノロジーが発達し続ける21世紀において、教師の役割は知識の伝達ではなく、Facilitator, Curator, Mentorである必要がある。既存の21st Century Skills(3Rs and 7Cs)に加え、これからはAIとの共存が大事になってくるというお考えから、独自の8Cs(Coexistence with AI)を提案された。そして教師はAIに使われるのではなく使う側に立ってほしいと。1年間AIスピーカーで学習した学生の成果にも触れられた。また、creative thinkingや異文化理解・個人の世界観や価値観の大切さも強調された。ICT/AI, English, Worldviewsを融合させた授業風景やオンライン国際交流の様子もご紹介くださった。Blended/Flipped LearningをAIと上手く融合しながらHybrid Learningを行いマインドを鍛えることによってAutonomous Learnersが生まれる。AIを利用するのも大事だが、考え方や学び方、そしてどのように自分の人生の意味や軸を見つけるかを学ばせるのが学校の役割である。言葉は世界観であり、他人と比較する必要はない、自分の英語に自信を持てばよいと力説された。最後に、小張先生の教育の原点であるDominus illuminatio mea(主はわたしの光)というお言葉で結ばれた。植松先生は、学生が主体の授業を構築していくことの大切さについて述べられた。ご講演後、研究企画委員から寄せられた質問にお答えいただいた。①対面とZoomを同時に併用した際にinteractionを上手く取りながら授業を実施するのは教師1人では無理がある。もし実施したとしても、授業の質は落ちるだろう。一案が紹介されたが、難題である(岩居先生)。②グローバル教育において最も重要なのは、個人の世界観(物の見方や考え方)である。語学力の前に、異文化理解と国際交流を促進しながら世界的規模で活躍する世界市民を養成することが重要で、お互いの価値観・宗教観を尊重しながら徹底的に討論させるとよい。Intellectually, Academically, Spiritually, Emotionallyに人を鼓舞する教育が大事である(小張先生)。③Zoomのブレイクアウトルーム内の複数グループを教員が同時に見ることができる機能は現段階ではない。今後改良されることも考えられる(岩居先生)。③コロナ後のオンライン教育について、hybrid learningを望んでいる学生が多いのではないか。対面型を主軸に(output)、対面授業をサポートするようなオンライン(input)教育を進めていくと更に充実した対面授業ができるのではないか(小張先生)。④オンライン授業で教科書を効果的に使うには、ビデオ撮影等アウトプットをさせるとよい。何かを見ながらただ読むのではなく、自分の力で考えcreativeなことをさせると達成感は大きい。特にグループだと効果大(岩居先生)。⑤対面・Zoom・オンデマンド・hybridそれぞれの特徴を活かしてミックスしながら授業を充実させる。AIを用いて学習者の弱点を分析してデータを取り、AIと人間が共有した最善の教育法について考える日が来るだろう(小張先生)。今後の新しい大学外国語教育の指南書になるべく、非常に実りのあるシンポジウムとなった。報告者:赤尾美和(近畿大学)

    • 特別講演1:コミュニケーション場の可視化と納得型の学習支援
    • 講師:三宅美博(東京工業大学)
    • 従来の講義形式等でよくみられる説得型の学習(知識伝達型のコミュニケーションであり、学生の学びは受動的になりがちである)ではなく、学生同士または教師も含む関係の中での主体的、そして創造的な学び(共創的コミュニケーションであり、ポジティブな共感が重要な役割を果たす)、すなわち納得型の学習を促進することを目的として、開発、実践されている教育支援システムを紹介された。  教師の持っている知識を伝達するといった「伝達型のコミュニケーション」では明在的なコミュニケーションチャンネル、すなわち言語的な情報伝達が重要な役割を果たす。一方、「共創型のコミュニケーション」では言語だけでなく暗在的なコミュニケーションチャンネル、すなわち「場」が重要な役割を担う。従来の講義型の教育におけるコミュニケーション上の限界から、アクティブラーニングの導入がひろく見られるが、形だけ導入したとしても、「場」がなければ共創的なコミュニケーションは実現しない。コミュニケーションにおける「場」の共有が共創的なコミュニケーションの活性化につながり、そしてそれが創造性の支援や主体的な学びにつながるとの考えから、「場」に注目をしたコミュニケーションを重視する必要がある。  コミュニケーションチャンネルの分類、言語・非言語に関連する脳の領域に関する研究、非言語情報の検出に基づいたコミュニケーション支援(Pentland, 2010)、母子インターアクションに見られる身体の動きの同調(Condon & Sander, 1974)、身体運動を一緒に行った後の身体運動や脳波の同調の拡大・強化(Yun, Watanabe & Shimojo, 2012)などの研究から、身体を一緒に動かすことにより、脳活動も同調することが明らかになっている。 三宅美博先生の研究グループによる研究からも、対話中のうなずきが時間の経過に伴って同期するようになること、そしてその同調が「場」が共有に深くかかわりがあることも明らかになっている。身体運動の同調を介して「場」が可視化できると考えられる。身体と脳の同調センシングによって「場」の計測を行い、納得プロセスを可視化する。そして、その納得プロセスからの逸脱を検出し、それをロボット等を介してリアルタイムで現場にフィードバックを送る。レクチャロイド、またはレクチャメイトとして具現化し、教育現場(アクティブラーニング)への実装とその効果を評価することを目標とした世界初の技術を取り入れた一連の取り組みを紹介された。 ご講演は、三宅美博先生のご研究グループのこれまでの研究成果に基づいた世界初のシステム構築、そして教育現場への実装プロセスを詳細に説明されたもので、とても刺激的で興味深く拝聴した。同時に、教育におけるコミュニケーション、そして「場」の重要性について大変示唆に富んだものであった。現在の緊急事態の中、対面での授業が減り、学習管理システムを用いた遠隔指導や、教授内容をオンデマンドのビデオとして提供する機会が増えている。報告者自身、遠隔指導やオンデマンドの教材を用いて教授内容を伝達するといった方法にも利点があり、学習者ごとのペースで情報を受け取ることが可能になったり、伝達したい知識やスキルをこれまで以上により正確に教授できるようになったりしたように感じている。しかし、ご講演の中で紹介されたご研究で明らかになったように、非対面のコミュニケーションと比べて、対面でのコミュニケーションでは身体運動の同調の差が小さくなる、すなわち「場」が共有されやすくなる。「粘菌の細胞間のコミュニケーション(細胞間の合意形成)」研究から人間のコミュニケーション研究への応用に至ったとのご説明があったが、生物としての人間にとって教育とはどのようにあるべきなのか、対面授業はどのような意味があるのかを考えるうえでも、大変貴重なお話であった。報告者:釣井千恵(桃山学院大学)

    • 特別講演2: コロナ禍中のSociety 5.0/DX時代における英語・世界観教育 -Dominus illuminatio mea-
    • 講師:小張敬之(青山学院大学)
    • 英語教育政策の研究において見過ごされてきた部分を明らかにし、その空白部分をどのように研究・分析してゆくかという点について多角的な視点から提案がなされた。まず、言語政策研究の先行研究には、従来公共政策研究で非常に重要視されてきたような理論・方法論での研究(例えば言語政策における歴史研究など)が不足していることが指摘された。そこで、次の3つの視点を加えて英語教育政策研究を行う重要性が論じられた。第一に「メゾレベルの研究」である。メゾレベルとは、マクロ(イデオロギーや社会変動などの動きを分析すること)とミクロ(個人、学校やより小さなレベルにマクロレベルのものがおりてきた際にミクロレベルで起こる動きを分析すること)の間を分析することである。例えばある政策が地方などのレベルでどのような制約(日本独自のローカルな制約など)を受けながらどう具体化されているか、というプロセスを分析することが重要である。第二に「外的妥当性の重要性」が論じられた。外的妥当性とは言い換えると「調査で扱ったデータのサンプルが対象としたい母集団を的確に代表しているか否か」を示すものであり、これまでサンプルの代表制が真剣に受け止められてこなかったという批判がなされた。これを受けてサンプルの代表制を扱う際に、①一般化の追求②一般化からの理論的撤退の2点が提示された。それぞれの具体的方法として、①はデータアーカイブから無作為抽出されたものをダウンロードして二次分析を行うこと、②は代表制を得ることは非常に難しいことであるという態度のもと、計量分析を事例研究として捉え、理論的貢献度で事例を選ぶことが述べられた。第三に「歴史過程としての経路依存性」について指摘された。経路依存性とは「現在起こっている事象は、今現在の人や社会的事情よりも今までの積み重ねにより存在している」という視点を指す。例えば、小学校英語教育において明確な学力よりもむしろ国際的態度を涵養することが明言されている点に関して、戦後の英語教育の位置づけやその後の普及、そして実際の国内における英語の必要性の間を埋めるものとして歴史的に積み上げられてきたものが現在の小学校英語教育の理念として残っていることが指摘された。報告者:山岡 華菜子 (姫路獨協大学)ICT教育の最先端を行く講演者が、第一部では真の国際人を育てるために授業で実践していることを、そして、第二部では講演者自身の世界観について講演した。24時間どこからでも知識を得られるパラダイムシフトの今、教師は“Facilitator”、“Curator”、“Mentor”という3つのキーワードを使い分け、デューイの「昨日教えたように今日も教えたら、子供たちの明日を奪うことになる」という言葉を基に“Small Change”を心がけた指導をする必要があると説いた。また、Trilling他が述べる「21世紀は3Rsと7Csの時代である」という考え方を引き合いに出し、ここに8つ目のCとなる「AIをいかに使いこなせるか (Coexistence with AI)」ということも加えられるべきであると述べた。さらに、目に見えない世界を理解する教育の大切さについても解説した。そのような考えを持つ講演者の英語教育の方法であるが、スマートスピーカーを用いて行われている。学生にAmazon AlexaとGoogle Home miniを使用した英語学習を毎日課し、その様子をSNSにアップさせたり、日記もつけさせたりする等、普段から英語を使わせるように工夫している。授業ではさらにinteractionを重視し、学生が常に“ノイズ”を出すように仕向けている。しかし講演者の授業内容はこれだけにとどまらない。英語教育を通して自分の物の見方に影響を及ぼす世界観を学生に持たせたいという考えから、客員教授や英語母国語話者を授業に招き、学生にSpiritual、Physical、Psychologicalな事について考えるよう促し、自分を見つめさせている。Worldviewsを養うことが出来るように導いている。Alexaを使うことにより、学生はauthenticな英語を聞くことが出来、学習意欲も向上させることが出来る。しかもinteractionも楽しめる。そのような英語教育を通して、学生はTOEICの点数を200点も伸ばすなど、確実に英語力をつけ、世界観も広げている。対面とAIの強みを十分活かした授業内容である。講演者はVirtual learningについても言及している。Flipgridを使ってプレゼンテーションを行い、評価にはPeerEval Assessmetを使用した。PeerEvalを使用するとフィードバックを素早く行えるので、学生にも好評である。講演者はコロナ禍でもAIやZoomのブレイクアウトルームを使い、普段と同じようにinteractionを重視した授業を行っている。講演者のこの形式の授業を学生もアンケートで高く評価している。このような結果から講演者は将来のAIと教育の関係は、AIが人の教育を拡張、補助し、AIの教育を人が補助し、人の教育をAIが完全に代行するようになるのではないかと述べ、そのためハイブリッド型の学習が大切になるのではないかと説いている。また、講演者は21世紀の教育に必要なものとして、反転学習とAIを融合させた学習を通して行われるmind trainingを挙げている。そうすることによって、自律した学習者が育つことにもつながると説明している。第二部では講演者が信念としている言葉 “Dominus Illumintio mea”(主は私の光、私の救い。【詩編27篇1節】)から始まった。今まで信じてきた社会システムが崩壊していくコロナ禍の時代、人々は漠然とした不安を抱えて生きている。何を信じてよいのかわからなくなっている。そのため人生の羅針盤を再構築する必要がある。講演者の場合は、英語との出会いが新しい世界観(命の尊厳、存在の意義、人生の目的、希望、光)への窓口となった。英語学習を通して古い価値観から新しい世界観へと変わり、気持ちが豊かになっていった。そのような経験から講演者は、自分の世界観を相手に伝えられる英語であれば、十分国際社会を生きていけるのではないかと述べ、21世紀の国際人として次のような人を挙げている。人間、環境、共生、共感を大事に出来る人。その上でどのような世界観を持って生きているか。他の宗教にも寛容になれる人。AIや膨大なデータをある程度使うことが出来る人。語学力を使って異文化理解と国際交流を促進し、世界的規模で活躍する世界観を持った世界市民。このような特徴を挙げた。そして、このような国際人になるためには、人生の意味とは何か、何のために存在して生きていくのか等、目に見えない世界まで考え抜くということを、英語教育を通して学習者に求める時代になったのではないかとまとめている。報告者:白井由美子(神戸女学院大学)

    • 特別講演3:Microsoft Teams for the Classroom: Beyond Emergency Remote Teaching (ERT)
    • 講師:Matthew Barbee (同志社大学グローバル地域文化学部 助教、第二言語研究修士号/ハワイ大学)
    • 本特別公演は、マイクロ・ソフト・チーム(以下MST)という学習管理システムについてである。世界各国のみならず日本でも2020年3月以降、コロナ・ウイルスの拡散により、多くの大学ではオンライン形式による講義(本特別公演内ではEmergency Remote Teaching、以下ERTとして表現されている)が余儀なくされた。オンライン形式による講義のためのシステムは、国や大学によって異なる。例えば、英国ではBlackboardという学習管理システムが有名である。日本での例としては立命館大学ではmanaba+Rという学習管理システムやオンライン形式による講義にはZoomが活用されている。本特別公演では、Zoomではなくて、MST学習管理システムが紹介されている。また、MSTの機能とともに、MSTを活用した大学や教員を紹介している。MST学習管理システムの主な機能は以下の5つである。

    • 1.持続的なチャット機能がある。
    • 2.生配信ビデオ・ミーティングができる。
    • 3.ファイルの保存ができる。
    • 4.マイクロソフト・オフィスの統合的な使用ができる。
    • 5.複数の機器での使用(例:携帯電話、デスク・トップコンピューター、iPad)ができる。
    • MSTの主な活用方法として、以下の8つが紹介された。

    • 1.チャット機能やタブ機能の設定方法
    • 2.クラス・コミュニケーション
    • 3.教材と資料の配布
    • 4.課題
    • 5.評価と成績管理
    • 6.テスト
    • 7.生配信によるオンライン講義
    • 8.ブレイクアウト・ルーム
    • 日本では多くの大学がZoomを用いてオンライン形式による講義を展開しているが、教員個人がMSTを選択し、それを活用してオンライン形式による講義を展開するという選択肢が可能な場合、本特別公演の内容は バイブル的な価値がある貴重な内容である。JACET関西支部のウェブ・サイトでは動画が既に削除されていて閲覧できないが、同一内容の動画を講師がYouTubeに上げているので閲覧が可能である。(URL: https://www.youtube.com/watch?v=_TEUxqhXoYM) 報告者:上田眞理砂(立命館大学)

    • 基調講演:Wellness/Positive Psychology in ELT Online – by a Non-Techie
    • 講師:Marc Helgesen(宮城学院女子大学/ Miyagi Gakuin Women’s University)
    • 心の安定は豊かな学びの土台である。Positive Psychology(ポジティブ心理学)の視点を採り入れた英語教育の今後のあり方を、理論と豊富な実践例にもとづき提唱された。主観的な幸福感であるウェル・ビーイングを多面的に示したPERMAモデルの5つの構成要素(Positive emotion, Engagement, Relationships, Meaning, Accomplishment)に着目した多岐にわたる活動を紹介された。とくにオンライン授業の導入により人間関係が希薄になりつつある状況下で最も重視したのはRelationshipsであった。とりわけZoom等を活用した授業では、カメラをオンにして学生同士の顔の見える関係性を創り出すことの重要性を強調した。人間はコミュニケーションにおいて表情や声のトーンなどを通して様々なemotional cuesを受け取っており、これらはカメラ上での対面により可能になる。Class cultureの形成にはカメラオンに対する理解と協力が不可欠だと主張する。また、positive emotionに着目した[3 good things, today] の活動は興味深い。一週間毎日、その日にあった良いことを3つ書き出し、その理由も述べる。あらためて思い出すことで、良い感情を再体験し、ポシティブな心的状況を強化する。その日にあった良い出来事を振り返る習慣形成が、長期的に本人の幸福感を向上させると共に、抑うつ傾向を減少させることが報告されている。ウェル・ビーイングに焦点を当てた活動を通して得られる精神的な安定がより良き学びをもたらすこと、そして教師と学生のみならず、学生同士の信頼関係を築くことに今こそ注力すべきであることを再認識させられた。報告者:磯辺 ゆかり(京都精華大学)

      lecture 2020年度 JACET関西支部大会のお知らせ (事前参加申込み必要)

      2020年度関西支部大会を11月14日(土)~11月21日(土)にインターネットによるオンデマンド動画配信にて開催いたします。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

      • 日時 : 2020年 11月 14日(土)~11月21日(土)
      • 方法 : インターネットによるオンデマンド動画配信
      • 参加事前申込: 下記のURLから11月21日(土)まで参加申し込み受付中
      • https://forms.gle/6TfVon63sJHyYh6a8
      • 基調講演:Wellness/Positive Psychology in ELT Online – by a Non-Techie
      • 講師: Speaker: HELGESEN, Marc(宮城学院女子大学)
      • 特別講演 1:コミュニケーション場の可視化と納得型の学習支援
      • 講師:三宅 美博(東京工業大学)
      • 特別講演 2:コロナ禍中のSociety 5.0/DX時代における英語・世界観教育
      • 講師:小張 敬之(青山学院大学)
      • 特別講演 3:Microsoft Teams for the Classroom: Beyond Emergency Remote Teaching (ERT)
      • 講師:BARBEE, Matthew(同志社大学)
      • 企画シンポジウム:新型コロナ禍におけるWell-Beingの向上を目指したオンライン教育
      • コーディネーター・講師:植松 茂男(同志社大学)
      • パネリスト:小張 敬之(青山学院大学)岩居 弘樹/ IWAI, Hiroki(大阪大学)
      • 出版社によるプレゼンテーション
      • 事前参加申し込みが必要です。
      • その他、研究発表、実践報告が多数行われる予定です。支部大会の詳細やプログラムにつきましては、以下をご覧ください。
      • プログラム (Program)

        概要 (Abstracts)

        フライヤー (Flyer)

      • 支部会員のみなさまに配送しました印刷プログラム内実践報告6にて、発表者の 松岡 真由⼦先生のお名前が表記ありませんでした。当方の手違いで松岡先生にはご迷惑をおかけしたことをここに深くお詫びし、以下のように訂正内容をお知らせいたします。
      • 実践報告 6/ Practical Report 6 (in Japanese) ウェブ会議システムの⾃動データ化機能を利⽤したディスカッションの分析 Automatic Quantitative Discussion Analysis: Assessing Discussion in a Web Conference Environment
      • 森下 美和/ MORISHITA, Miwa(神⼾学院⼤学/ Kobe Gakuin University)
      • 松岡 真由⼦/ MATSUOKA, Mayuko(追⼿⾨学院⼤学/ Otemon Gakuin University)
      • The 2020 Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 14th to 21st online, featuring presentations and a symposium in various areas of English education. You can register by filling out the form in the link below:
      • https://forms.gle/6TfVon63sJHyYh6a8
        • Kansai Chapter Conference
        • Keynote Lecture
        • Wellness/Positive Psychology in ELT Online – by a Non-Techie
        • Lecturer: HELGESEN, Marc(Miyagi Gakuin Women’s University)
        • Special Talk 1
        • Visualization of Communication Field and Co-Creative Learning Support System
        • Lecturer: MIYAKE, Yoshihiro(Tokyo Institute of Technology)
        • Special Talk 2
        • English and Worldview Education in the Society 5.0/DX Era during COVID-19
        • Lecturer: OBARI, Hiroyuki(Aoyama Gakuin University)
        • Special Talk 3
        • Microsoft Teams for the Classroom: Beyond Emergency Remote Teaching (ERT)
        • Lecturer: BARBEE, Matthew(Doshisha University)
        • Invited Symposium
        • Online Education for Bettering Well-Being in the Midst of the Novel Coronavirus Pandemic
        • Coordinator・Speaker: UEMATSU, Shigeo(Doshisha University)
        • Panelists : OBARI, Hiroyuki(Aoyama Gakuin University) IWAI, Hiroki(Osaka University)
        • Publishers’ Presentations
        • We look forward to seeing you all there!
        • Note: The printed-version of the program has been mailed out to members of the JACET Kansai Chapters. Nonetheless, the printed-version does not contain information about the name and affiliation of one of the two presenters for Practical Report 6. Please see above—right before where the English section begins—for specifics. We apologize for the error and inconvenience this has caused particularly to Ms. Mayuko Matsuoka of Otemon Gakuin University.

        article NL88号完成のお知らせ

        ニューズレター88号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

        Please have a read through the newsletter #88.

        88号 / #88

        lecture 2020年度JACET関西支部大会 発表募集のご案内 応募期限延長

          2020年度JACET関西支部大会は、当初11月14日(土)に近畿大学にて開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から対面での開催を見送ることとなりました。かわりまして11月14日から1週間程度オンライン(オンデマンド形式)で開催することとなりました。

          発表をご希望の方は、次の要領でWEBフォームよりご応募ください。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

            1. 大会テーマ:「変化の時代を生きる英語教育2:テクノロジーとWell-Being」
            2. 日時:2020年11月14日(土)~21日(土) 約一週間を予定(変更の可能性あり)
            3. 方法:インターネットによるオンデマンド方式による動画配信
            4. 応募期限:2020年9月12日(土)

            2020年度JACET関西支部大会発表申込フォーム

            発表は、大会テーマに関わる内容を始め、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同発表者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です

            発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

            1. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表動画(20分間)を作成
            2. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表動画(20分間)を作成

            ※今年度は、ワークショップ、コロキアム、ポスター発表は実施しません。

            ※動画提出の詳細は、発表採択後に該当者へE-mailにて個別にお知らせします。発表応募時に動画を作成する必要はありません。

            応募の期限は、2020年9月12日(土)午後11時59分 です。応募に際しては以下の情報が必要となりますので、あらかじめご準備ください。

            1. A) 応募情報
            2. a) 発表形式:研究発表、実践報告の別
            3. b) 発表題目(日本語および英語、英語の場合はタイトルの各単語をキャピタライズしてください)
            4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス
            5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)

            1. B) 発表要旨
            2. a) 内容:「研究発表」の場合は、背景、目的、リサーチクエスチョン(仮説)、方法(対象・内容・期間等)、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、方法(対象・内容・期間等)、(結果)、結果に関する考察を簡潔に明記ください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。
            3. b) 分量:日本語の場合は400字~600字、英語の場合は200~300 wordsとします。

            審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、9月21日(月)以降にE-mailにて通知します。また修正依頼を必要に応じて行います。

            審査結果の通知後の辞退は原則としてできません。

            The 2020 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter, originally scheduled at Kindai University on Saturday, November 14th, will be held as an online conference from Saturday November 14th for a week (subject to change). The change in the previous plan is due to concerns over the spread of COVID-19. JACET members are invited to submit applications for research papers and practical reports. Applications are also welcome from graduate students. Please fill in the application form, and send it to us no later than 23:59 on September 12th, 2020.

            The 2020 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

            1. The conditions and procedures for proposals are as follows:
            2. 1)Proposed topics should be relevant to English education and/or related fields. The proposed material should not have been presented elsewhere.
            3. 2) Prospective presenters (both representative presenters and collaborators) must be JACET members at the time of submission.
            4. 3) The language for presentation should be either English or Japanese.
            5. 4) Presentation types and time allotments are as follows:
            6. ・Research papers: Presenter(s) will describe theoretical or empirical research. A 20-minute presentation to be recorded beforehand.
            7. ・Practical reports: Presenter(s) will describe classroom activities or ELT curriculum innovation. A 20-minute presentation to be recorded beforehand.
            8. * Poster sessions, workshops, and colloquia are not scheduled this year.
            9. *Further submission details regarding the recording of presentations will be sent via e-mail to accepted applicants. The recording does not have to be made at the time of application.
            10. 5) A web-based proposal form will be available at the web site of JACET Kansai Chapter (http:// www.jacet-kansai.org)

            1. A) Application form:
            2. a) Type of proposal (research paper or practical report)
            3. b) Title of proposal (English and Japanese)
            4. c) Information about applicant(s): name, affiliation, e-mail address
            5. d) Language for presentation (English or Japanese)

            1. B) Abstract:
            2. a) For a research paper, describe the background and purpose of the study, research questions [hypotheses], research methods (participant characteristics, details, terms and so on), results and discussion. For a practical report, give the background of the report, research methods (participant characteristics, details, terms and so on), (results), and discussion. Do not include references in the abstract.
            3. b) Should be 200-300 words if in English or 400-600 characters if in Japanese.
            4. c) If not a native speaker of the language used, have a native speaker check the abstract before submission.

          • Submission deadline: 11:59 pm, September 12th, 2020.
          • The proposals will be peer-reviewed by the Research Planning Committee.
          • Review results and feedback, as necessary, will be sent by after September 21st.
          • In principle, cancellation after the acceptance of the presentation is not permitted.
          • lecture 『JACET関西紀要』第23号投稿論文募集:CALL for Papers -JACET Kansai Journal, No. 23-

              現在、『JACET関西紀要』第23号(2021年3月末刊行予定)へのご投稿を受け付けております。 従来の「研究論文」、「研究ノート」、「実践報告」にくわえて、今号から「実践論文」が新しい種別として導入されました。

            • 実践論文
            • 大学等における英語教育の実践研究に関する論文。授業改善やカリキュラム改革などの実践について、先行事例または理論的な背景を踏まえた理由づけと、具体的根拠を持った実践の記述や省察を提示することにより、教育改善や実践研究の発展に寄与する知見を提供するもの

            • 下記ページの投稿方法や投稿要領を十分にご確認いただき、ふるってご投稿ください。
            • 投稿方法・投稿要領
            • 投稿期限:2020年9月30日(水) 午後11時59分
            • 多くのご投稿をお待ちしております。
            • JACET関西支部 紀要編集委員会

              Kansai Chapter members are welcome to submit manuscripts for publication in the JACET Kansai Journal (JKJ), No. 23. The JKJ accepts “Research Papers,” “Research Notes,” and “Practitioner Reports.” The JKJ especially welcomes “Practitioner Papers” which is newly introduced from this number.

            • Practitioner Papers
            • Academic papers related to practical research on English education at the tertiary or other levels, which contain sufficient information of theoretical background or previous practice examples, offer innovative practices or provide concrete evidence to help promote a deeper understanding of practices, and thereby contribute to educational improvement and practical research development.

            • Please check the guidelines for details on submission procedures and requirements available at Submission Guidelines.
            • Submission deadline: September 30, 2020 (Wed), 23:59 (JST)
            • We are looking forward to your submission.
            • JACET Kansai Journal Editorial Committee

              lecture 2020年度第2回支部講演会のお知らせ

              第2回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

              • 1. 日時:2020年10月17日(土)15:30~17:00
              • 2. 会場:オンライン(Zoom) アクセス情報は別途お知らせします。
              • 3. テーマ:開発テキストPower-Up College English の実践報告とリスニングに関する多角的な実証研究について
              • 4. 演題と講師:
              • (1)「Power-Up College English の概要と実践報告」
              • 神野雅代先生(四天王寺大学)
              • (2)第二言語のリスニング発達における“理解可能なインプットの重要性”-fMRI脳機能イメージングデータからの検証-」
              • 梶浦眞由美先生(愛知淑徳大学)
              • (3)「気づきを高めるためのリスニング指導」
              • 松村優子先生(近畿大学)

              • 5. 概要
              • 「Power-Up College English の概要と実践報告」
              • 神野 雅代(四天王寺大学)
              • JACETリスニング研究会では2016年より主たる研究課題として、One Unitが5つのSection(Listening, Reading, Speaking, Grammar & Writing)からなる総合教材の開発を手懸けてきたが、2019年4月に新セメスターシリーズPower-Up College English の1作目にあたる基礎編、Power-Up College English (南雲堂)を刊行することができた。その発刊にあたっての経緯や教材の構成や概要などについても、実際に教材を使用した指導の実践報告の中で紹介する。

              • 「第二言語のリスニング発達における“理解可能なインプットの重要性”-fMRI脳機能イメージングデータからの検証-」
              • 梶浦 眞由美(愛知淑徳大学)
              • 第二言語習得には、「理解可能なインプット」が重要であると言われているが、リスニング力向上において、その影響を神経学的に実証した研究は今まで多くない。本研究ではfMRIを使用して、音声理解に不可欠である音と意味のマッピングプロセス(音刺激からの意味検索)に関連している脳部位を特定し、その脳部位の活動が、学習効率(得点の伸長の個人差)を予測するかどうかを検証した。その結果、「理解可能なインプット」の重要性が脳活動からも示唆された。本発表では、行動データと脳機能イメージングデータの両面から「理解可能なインプット」の言語学習における重要性を検証した結果を紹介する。なお、この研究は鄭 嫣婷、ナタシャ河田、川島隆太、杉浦元亮(以上東北大学)、于 劭贇、木下徹 (以上名古屋大学)各先生方との共同研究の内容である。

              • 「気づきを高めるためのリスニング指導」
              • 松村 優子(近畿大学)
              • 第二言語習得は「気づき」(noticing)、「理解」(comprehension)、「内在化」(intake)、「統合」(integration)という認知プロセスを経過しながら進んでいく(村野井, 2006)。その過程で、ある特定の言語形式に対するnoticing(気づき)はその言語形式の習得にとって不可欠な第一歩といえる。本発表では、リスニング指導の影響を検証し、「気づき」を高めるためのインプット、アウトプット活動が学習にどのような影響を与えるかを考察する。

              • 6. 参加費:JACET会員・非会員共に無料。非会員のみ事前申込要
              • 7. 使用言語:日本語。質疑応答では英語も可
              • フライヤー (Flyer)

              • The JACET Kansai Second Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
              • 1. Date: Saturday, October 17, 2020, 15:30–17:00
              • 2. Venue: Online (Zoom) TBA
              • 3. Theme: Practical Report on the Material Development of Power-Up College English and Empirical Research on Listening
              • 4.Lectures:
              • Ms. Masayo Kanno (Shitennoji University)
              • Ms. Mayumi Kajiura (Aichi Shukutoku University)
              • Ms. Yuko Matsumura (Kindai University)

              • 5.Abstract
              • “Practical Report on the Material Development of Power-Up College English
              • Masayo Kanno (Shitennoji University)
              • The Listening SIG has devoted itself to the development of a multi-skills textbook since 2016, which consists of listening, reading, speaking, grammar, and writing sections. The members’ collaborative endeavor bore fruit in the publication of Power-Up College English in April 2019, which is the first of the new semester series of graded text books entitled Power-Up College English. The idea and outline of the aforementioned textbook will be introduced in the practical report.

              • “The Importance of ‘Comprehensible Input’ on Second Language Listening: Evidence from MRI Brain Imaging Data” 
              • Mayumi Kajiura (Aichi Shukutoku University)
              • According to the Engagement Reading Model (Guthrie & Wigfield, 2000), multiple factors in the instructional context can foster reading engagement processes and reading outcomes. This presentation will discuss critical learning environment for successful extensive reading at the university English program.

              • “Noticing Enhancement in EFL Listening Instruction”
              • Yuko Matsumura (Kindai University)
              • Second language acquisition proceeds through a cognitive process of ‘noticing,’ ‘comprehension,’ ‘intake,’ and ‘integration’ (Muranoi, 2006). In this process, noticing the particular language form is an indispensable first step in learning that language form. This presentation will discuss the verification of noticing enhancement in EFL listening instruction, examining the effects of input and output activities on learning.

              • 6.Fee: JACET member, free; nonmember, free. Only nonmembers need to pre-register.
              • 7.Main language: Japanese for presentation. English & Japanese in the Q&A session.
              • We look forward to seeing you all at the meeting!

                article NL87号完成のお知らせ

                ニューズレター87号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

                Please have a read through the newsletter #87.

                87号 / #87

                lecture教員公募 Job Openings

                こちらのリンク先に公募情報をお知らせします。ご参照ください。

                Click here for a job opeining.

                lecture 2019年度第3回支部講演会と2020年度第1回支部講演会中止のお知らせ

                新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、3月に予定されていた2019年度第3回支部講演会と2020年度第1回支部講演会の両イベントを中止致します。予定されていた各関西支部SIG研究会の発表予定は、後日ホームページやニューズレターなどでお知らせします。イベントへの参加を予定されていた会員の皆様にはご迷惑をおかけ致します。ご理解ご協力頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

Read more →

年間行事予定 / Event Calendar

下記は,行事案につき,今後,日程・内容などの変更の可能性があります.

日付 / Date 行事 / Event
2021年6月17日 NL89号 刊行
2021年6月19日 第1回支部講演会・支部役員会 オンライン
Kansai Chapter 1st lecture meeting / Chapter Board Meeting, Online
2021年7月30日 NL90号 刊行
2021年10月16日 第2回支部講演会・支部役員会 オンライン
Kansai Chapter 2nd lecture meeting / Chapter Board Meeting, Online
2021年11月1日 NL91号 刊行
2021年11月20日 2021年度関西支部大会・関西支部総会 オンライン
JACET Kansai Chapter Conference / Online
2022年3月19日 第3回支部講演会・支部役員会 オンライン
Kansai Chapter 3rd lecture meeting / Chapter Board Meeting, Online
2022年3月31日 JACET Kansai Journal『JACET関西紀要』24号刊行
Publication of JACET Kansai Journal No. 24
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